ソニー・ロリンズ （Sonny Rollins） 「The Bridge」

　米国のジャズ・サックス奏者、ソニー・ロリンズが１９６２年に RCA Victor に録音したアルバムだ。

　共演は Jim Hall (Guitar), Bob Cranshaw (Bass), Ben Riley, H.T. Saunders (Drums) である。

　全体的に落ち着いた感じの演奏だ。ジム・ホールのギターが渋くて良い。

　アルバムは日本の RVC による再発アナログ盤で保有している。音質はまずまず良いと思う。

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A1. Without a Song

A2. Where Are You?

A3. John S.

B4. The Bridge

B5. God Bless the Child

B6. You Do Something to Me

シューベルト （Franz Schubert） 「弦楽四重奏曲第１４番 死と乙女」

　ジュリアード弦楽四重奏団の演奏、RCA Victor による Living Stereo シリーズのアナログ盤だ。演奏・レコードの音質とも最良だ。

リヒャルト・シュトラウス （Richard Strauss） 「Fritz Reiner Conducts Richard Strauss」

　フリッツ・ライナー指揮、シカゴ交響楽団の演奏によるＣＤ５枚組のリヒャルト・シュトラウス集だ。RCA による１９５０年から６０年にかけての録音だ。

　収録曲はツァラトゥストラはかく語りき、英雄の生涯、ドン・キホーテ、ドン・ファン、エレクトラ（抜粋）、サロメ（抜粋）、ブルレスケ、ばらの騎士（抜粋）、死と変容、家庭交響曲、町人貴族である。

アルトゥーロ・トスカニーニ 「Arturo Toscanini conducts Verdi」

　アルトゥーロ・トスカニーニの指揮、NBC交響楽団の演奏によるＣＤ１２枚組のヴェルディ・オペラ集だ。「「椿姫」「仮面舞踏会」「アイーダ」「オテロ」「ファルスタッフ」「レクイエム」が収録されている。録音は１９４３年から５４年であるが、録音の音質はまずまずである。

ブルックナー （Anton Bruckner） 「交響曲全集」

　ギュンター・ヴァントの指揮、ケルン放送交響楽団の演奏によるＣＤ９枚組の交響曲全集だ。とても透明感のある演奏となっている。

ブラームス （Johannes Brahms） 「交響曲第２番」

　クルト・ザンデルリンクの指揮、ドレスデン・シュターツカペレの演奏による名演だ。RCA 英国プレスの廉価版のレコードだが、音質はまずまず良いと思う。

　悠々と流れる演奏が、やはり素晴らしい。

ドビュッシー （Claude Debussy） 「牧神の午後への前奏曲」

　シャルル・ミュンシュの指揮、ボストン交響楽団の演奏でドビュッシーの「牧神の午後への前奏曲」や「春」などを聴く。幻想的な美しさと斬新さが合わさった曲だが、ボストンの華やかな演奏が良いと思う。

　所謂、日本ビクターによるペラ・ジャケ初期プレスのアナログ盤だが、なかなか音質が良いと思う。

チャイコフスキー （Pyotr Tchaikovsky） 「ピアノ協奏曲第１番」

　ピアノ：ヴァン・クライバーン、指揮：コンドラシン、RCA交響楽団による演奏だ。日本ビクターによるアナログ盤だが、RCA Victor の高音質を引き継いでいる。チャイコフスキー・コンクール優勝後の輝きが、レコードに収録されている。

チャイコフスキー （Pyotr Tchaikovsky） 「ピアノ協奏曲第１番」

　ピアノ：ヴァン・クライバーン、指揮：キリル・コンドラシン、RCA 交響楽団による演奏だ。第１回チャイコフスキー国際コンクール優勝直後の録音で、瑞々しくも華麗な演奏を聴かせる。

　RCA Victor Living Stereo シリーズの録音だが、日本ビクターによるアナログ盤で入手している。豪華な音色の音質は、とても素晴らしい。

　Ｂ面にはラフマニノフのピアノ協奏曲第２番（指揮：フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団）が収録され、豪華２本立てのレコードだ。

Living Stereo 60 CD Collection (RCA)

　RCA による Living Stereo のCDボックスで、何と６０枚組だ。音質の良さで評価されているシリーズの代表的な演奏が楽しめる。

• バルトーク：管弦楽のための協奏曲、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５８年
• ベートーヴェン：交響曲第５・６番、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５５年
• ベートーヴェン：ピアノ協奏曲第５番、ヴァン・クライバーン、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９６１年
• ベートーヴェン：ヴァイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５５年
• ベートーヴェン：ピアノ・ソナタ第８・１４・２３・２４番、アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、１９６２、６３年
• ベルリオーズ：幻想交響曲、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５４年
• ベルリオーズ：レクイエム、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５９年
• ブラームス：ピアノ協奏曲第１番、アルトゥール・ルービンシュタイン、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５４年
• ブラームス：ヴァイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５５年
• ブルッフ：ヴァイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、他、１９６２年
• ショパン：ピアノ協奏曲第１・２番、アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、他、１９５８年
• ショパン：バラッド&スケルツォ、アルトゥール・ルービンシュタイン(ピアノ)、１９５９年
• ドビュッシー：海、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５９年
• ドヴォルザーク：交響曲第９番、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５５年
• ドヴォルザーク：チェロ協奏曲、グレゴール・ピアティゴルスキー、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５７年
• フランク：交響曲ニ短調、ピエール・モントゥー、ボストン交響楽団、１９６１年
• ガーシュウィン：ラプソディー・イン・ブルー、アーサー・フィードラー、ボストン・ポップス・オーケストラ、１９５９年
• マーラー：交響曲第４番、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５８年
• マーラー：大地の歌、モーリーン・フォレスター(ソプラノ)、リチャード・ルイス(テノール)、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５９年
• メンデルゾーン：交響曲第４・５番、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５８、５７年
• メンデルゾーン：ヴァイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５９年
• ムソルグスキー：展覧会の絵、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５７年
• プロコフィエフ：ピアノ協奏曲第３番、ヴァン・クライバーン、ワルター・ヘンドル、シカゴ交響楽団、１９６０年
• プロコフィエフ：バイオリン協奏曲第２番、ヤッシャ・ハイフェッツ、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９６３年
• プッチーニ：ボエーム、アンナ・モッフォ(ソプラノ)、リチャード・タッカー(テノール)、エーリヒ・ラインスドルフ、ローマ歌劇場管弦楽団、１９６１年
• プッチーニ：蝶々夫人、レオンタイン・プライス(ソプラノ)、リチャード・タッカー(テノール)、エーリヒ・ラインスドルフ、RCAイタリア歌劇場管弦楽団、１９６２年
• プッチーニ：トゥーランドット、ビルギット・ニルソン(ソプラノ)、エーリヒ・ラインスドルフ、ローマ歌劇場管弦楽団、１９５９年
• ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第２番、ヴァン・クライバーン、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９６２年
• ラフマニノフ：ピアノ協奏曲第３番、ヴァン・クライバーン、キリル・コンドラシン、シンフォニー・オブ・ジ・エア、１９５８年
• ラヴェル：ダフニスとクロエ、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５５年
• レスピーギ：ローマの松・ローマの噴水、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５９年
• リムスキー＝コルサコフ：シェエラザード、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５６年
• サン＝サーンス：交響曲第３番、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５６年
• シューベルト：交響曲第８・９番、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９５５、５８年
• シベリウス：バイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、ワルター・ヘンドル、シカゴ交響楽団、１９５９年
• R.シュトラウス：ツァラトゥストラはかく語りき・英雄の生涯・エレクトラ・サロメ、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５４-５６年
• ストラヴィンスキー：ペトルーシュカ、ピエール・モントゥー、ボストン交響楽団、１９５９年
• チャイコフスキー：交響曲第６番、ピエール・モントゥー、ボストン交響楽団、１９５５年
• チャイコフスキー：ピアノ協奏曲第１番、ヴァン・クライバーン、キリル・コンドラシン、RCA 交響楽団、１９５８年
• チャイコフスキー：ヴァイオリン協奏曲、ヤッシャ・ハイフェッツ、フリッツ・ライナー、シカゴ交響楽団、１９５７年
• ヴェルディ：椿姫、アンナ・モッフォ(ソプラノ)、リチャード・タッカー(テノール)、フェルナンド・プレヴィターリ、ローマ歌劇場管弦楽団、１９６０年
• ウォルトン：チェロ協奏曲、グレゴール・ピアティゴルスキー、シャルル・ミュンシュ、ボストン交響楽団、１９６０年
• オペラ・アリア集：レオンタイン・プライス（ソプラノ）、１５５９-６０年

とても、充実した内容だ。まさに家宝級のボックス・セットだと思う。