ドビュッシー （Claude Debussy） 「弦楽四重奏曲」

　フランスの Caliope レーベルのアナログ盤で、Quatuor Talich の演奏で聴く。斬新なタッチでの演奏だ。Caliope レーベルのアナログ盤は珍しいと思うが、なかなか良い音質だと思う。

イザイ （Eugene=Auguste Ysaye） 「無伴奏バイオリン・ソナタ」

　ベルギー出身のバイオリニスト、イザイが作曲した無伴奏バイオリン・ソナタだ。どこか不穏ながらも緊張感のある曲だ。

　演奏は Regis Pasquier で、フランス Arion レーベル １９７６年のアナログ盤だ。音質が、とても良い。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「ピアノ三重奏曲第３番 K.496、第４番 K.502」

　フランスのレーベル Arion における１９８５年製のアナログ盤で聴く。フランスのクラシック系小レーベルは高音質のレコードが多いと思う。Erato, Valois, Charlin, Harmonia Mundi, Pathe Marconi など、高音質で評価の高いレーベルが目白押しだ。
　このアルバムも暖かな音色ながらも、明瞭な音質は素晴らしいと思う。演奏は Trio Ravel となっている。

シューベルト （Franz Schubert） 「ピアノ三重奏曲第２番」

　室内楽の傑作を多く作曲したシューベルトのピアノ三重奏曲第２番を聴く。所謂、正統派クラシックの代表のような曲だ。
　フランスは harmonia mundi のアナログ盤で聴く。１９８０年の録音だが、透明感と暖かさを兼ね備えた録音が素晴らしい。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「アイネ・クライネ・ナハトムジーク K.525」

　モーツァルトでは一番有名な曲の１つだ。小編成の弦楽奏団で演奏される。harmonia mundi の１９７０年録音のレコードで、弦楽四重奏にコントラバスを加えた五重奏団での演奏だ。録音がとても良く、優しくもきらびやかな音色が素晴らしい。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「ミサ・ソレムニス K.337」

　モーツァルトのミサ・ソレムニスを聴く。指揮は Ernst Hinreiner で、演奏はモーツァルテウム・カメラータ・アカデミカとなっている。
　フランス Charlin による録音は美しい。フランスのアナログ盤らしい柔らで暖かい音色だ。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「クラリネット五重奏」

　クラリネットの柔らかな音色を取り込んだ室内楽だ。クラリネットは Michel Portal が担当している。１９８４年にフランスの harmonia mundi によるアナログ盤で聴いている。フランスらしい暖かな音色のレコードで、安らかな感じが得られる。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「ディヴェルティメント第１０番・１１番」

　モーツァルトのディヴェルティメント第１０番、第１１番を harmonia mundi のアナログ盤で聴く。とても澄んだ音色は心地よい。派手さは無いが、いい音で音楽を聴いている実感がある。１９６４年の録音だが、古さをまったく感じさせない音色と演奏だ。

モーツァルト （Wolfgang Amadeus Mozart） 「弦楽四重奏曲第１６番・１７番 (K.428, 458)」

　フランスは Valois のアナログ・レコードでモーツァルトを聴く。モノラル録音だが、非常に響きの豊かな音質だ。豊穣な響きはモノラル録音であることを忘れてしまう。Valois のレコードは高価だが、財布に余裕があれば今後も購入したい。

ベートーヴェン （Beethoven） 弦楽四重奏曲第８番・第１１番

　フランスはヴァロワ（Valois）レーベルのアナログ盤で聴いている。この Valois はマイナー・レーベルだが音質が良いことで定評がある。
　フランスらしい暖かい音色で個人的には好きな部類だ。派手さとかは無いが、クラシックをじっくりと聴かせる音色は良いと思う。