グラント・グリーン （Grant Green） 「Green Blues」

　米国のジャズ・ギタリスト、グラント・グリーンの名前をリーダー名義でリリースされたアルバムだ。１９６１年に Muse Records から発売されている。
　共演は Frank Haynes (Tenor Sax), Billy Gardner (Piano), Ben Tucker (Bass), Dave Bailey (Drums) である。
　グラント・グリーンのディスコグラフィーには、このアルバムが存在しない。調べてみると、元々はドラムス Dave Bailey 名義のアルバムだったが、再発時にネームヴァリューからグラント・グリーンに差し替えられたそうだ。
　演奏自体は５人がバランスよく担当していて、軽快ながらもブルース・フィーリングの粘り気がある好盤だ。
　アルバムは米国プレスのアナログ盤で保有している。音質は、まずまず良いと思う。

A1. Reaching Out
A2. Our Miss Brooks
A3. A Flick of a Trick
B1. One for Elena
B2. Baby You Should Know it
B3. Falling in Love With Love