ビートルズ (Beatles) 「Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band」
英国のロック・バンド、ビートルズが1967年に発表した第8作目のアルバムだ。
アルバム全体を統一した概念で作成した、所謂コンセプト・アルバムでの評価が高い。ちょっと曲調はそれぞれ異なっているがアレンジはサイケデリックな統一感はあると思う。風変わりな曲が多いが傑作アルバムの1枚だろう。
・モノラル: 英国 イエロー・パーロフォン PMC 7027
マトリックス XEX 637-1 / XEX 638-1
・ステレオ: 英国
イエロー・パーロフォン PCS 7027
マトリックス YEX 637-1 / YEX 638-1
・ステレオ: 英国 シルバー・パーロフォン PCS 7027
マトリックス YEX 637-6 / YEX 638-6
・ステレオ: 米国 Capitol レインボーラベル SMAS 2653
マトリックス SMAS-1-2653-A-10, SMAS-2-2653-B-11
・ステレオ: 日本 東芝音工 OP-8163
・モノラル: 日本 東芝EMI EAS-70137
・ステレオ: 米国 Mobile Fidelity Sound Lab
英国モノラル盤は、空間的な表現力も良く素晴らしい音質だと思う。英国ステレオ盤はワイドレンジ感がさらに広がりサイケデリック感覚がある刺激的なアレンジを楽しめる。シルバー・パーロフォンは音の厚みが若干落ちるが、それでもいい音質のレコードだと思う。
米国ステレオ盤は、従来からの低音が弱く高音寄りの音色だ。今までの Capitol 盤よりは相当に音質が良くなっているとは思うが、それでも英国盤と比べると見劣りがする感じだ。どうも空間的な広がり感がなく、音の粒度が薄い。
日本のステレオ盤は初回プレスの赤盤だ。ほとんど使用感の無いレコードを入手しクリーニングして聴いたが、音質の良さに驚く。日本の再発モノラル盤は、クリアな音質になったが、ちょっと低音域が弱くなったような感じだ。また、このシリーズに共通しているが、音空間が英国盤に比べて平面的だ。それでも、なかなか良い音質のアナログ盤だと思う。
Mobile Fidelityは繊細でクリアな音質だが、パワフル感は少し落ちる感じだ。
A1. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (お勧め)
A2. With A Little Help From My Friends (お勧め)
A3. Lucy In The Sky With Diamonds (お勧め)
A4. Getting Better
A5. Fixing A Hole
A6. She's Leaving Home
A7. Being For The Benefit Of Mr. Kite! (お勧め)
B8. Within You Without You (お勧め)
B9. When I'm Sixty-Four
B10. Lovely Rita (お勧め)
B11. Good Morning Good Morning
B12. Sgt. Pepper's Lonely Hearts Club Band (Reprise) (お勧め)
B13. A Day In The Life (お勧め)
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