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2012年3月24日 (土)

Ortofon (オルトフォン) のカートリッジ

 「アナログ・レコードのカートリッジ一覧」の記事です。

 デンマークのメーカー、オルトフォン(Ortofon)は一番好きなカートリッジ・メーカーだ。私のアナログ・レコード・プレーヤーは Dual CS 750-1 だが、これにはオルトフォンのカートリッジが搭載されていた。約25年前くらいに購入して以来、ずっとオルトフォンのカートリッジを聴いている。


Ortofon_540mk2  MK 540 II (MM カートリッジ)
 2011年現在、生産終了
 定価 31,250円(実売価格 25,000円前後)
 針圧 1.5 g
 出力電圧 3.0 mV
 負荷インピーダンス 47KΩ
 重量 5.0 g
 針先形式 楕円針

 このカートリッジは既に生産と販売を終了している。このオルトフォンのカートリッジをずっと使用してきた。 Dual CS 750-1 付属のカートリッジと取り換えて、もうすでに20年以上使用している。現在、10以上のカートリッジを保有しているが、基本的にはこのカートリッジとの比較評価となってしまう。
 このカートリッジは厳粛な音色だ。ヨーロッパ系の音楽を奥深い表現で鳴らしてくれる。パワーもあるのでロック系の音楽も上手く表現してくれる。アメリカン・ロックやジャズは、ちょっと渋めの表現となる。ただ、ヨーロッパ音楽、特に ECM のジャズなんかは極上の音色で聴かせる。今でも大のお気に入りのカートリッジだ。


Ortofon_2mblue

 2M Blue (MM カートリッジ)
 定価 24,150円(実売価格 18,500円前後)
 針圧 1.8 g
 出力電圧 5.5 mV
 負荷インピーダンス 47KΩ
 重量 7.2 g
 針先形式 楕円針

 現在の MM 型のカートリッジは 2M シリーズとなっている。前作の MK II シリーズと比較して現代的な音色となった。同じメーカーの後継カートリッジとは思えないほどの変化で、個人的には戸惑いを感じた。現代的な音色は新鮮だが、厳粛さは無くなった。フュージョンやポップスなどはいいのかもしれないが、クラシック・ジャズ・60~70年代のロックには合わない感じだ。オルトフォンにしては残念なカートリッジだと思う。


Ortofon_mc09b_2  MC-09B (MC カートリッジ)
 定価 35,700円(実売価格 26,600円前後)
 針圧 1.8 g
 出力電圧 0.3 mV
 負荷インピーダンス 5Ω
 重量 7.0 g
 針先形式 楕円針

 MC 型では安めのシリーズだ。購入したが、なんと針先を折ってしまった。もう使うことは出来ないが、音質を思い出してみる。音質はダイナミックと繊細さを兼ねていて、とても良かったと思う。ただ、インピーダンスが5Ωなので、私のオーディオ環境では実力を発揮しきれなかった感じだ。性能のいいフォノイコライザーがあれば、もっと良かったであろう。オルトフォンの MC 型カートリッジは低インピーダンスが多いので、それに適応した専用のフォノイコライザーやトランスが必要であろう。そういう意味では、一般のオーディオ環境では使いにくいカートリッジだと思う。


Ortofon_omd25m_2  OM D25M (MM モノラル・カートリッジ)
 定価 10,500円(実売価格 8,000円前後)
 針圧 3.0-5.0g (4.0 g)
 出力電圧 4.0 mV
 負荷インピーダンス 47KΩ
 重量 5.0 g
 針先形式 特殊針

 モノラル・レコード用のカートリッジだ。値段も安いし、入門用のカートリッジとしては最適だ。元気な音色は、もっさりとしたモノラル録音のレコードを楽しく聴かせてくれる。ただ、劇的にモノラル・レコードの音質が良くなるといえば、そうでもない。頑丈なカートリッジなので、ボロボロの古いレコードでも安心して聴ける。


Ortofon_ff15emk2

 FF15E MK II (MM カートリッジ)
 2011年現在、生産終了

 レコード・プレーヤー Dual Golden-1 に付属していた純正のカートリッジだ。JICO(日本精機宝石工業株式会社)による代用の針を購入して使用している。
 かなり力強い音色で、ロックやジャズに最適だ。なかなかロックをタイトに聴かせるカートリッジが少ないだけに、貴重なカートリッジとなっている。個人的には重宝なカートリッジとなっている。


Images_3  MC-3 Turbo (MC カートリッジ)
 定価 24,800円(実売価格 24,800円前後)
 針圧 2.0 g
 出力電圧 3.3 mV
 負荷インピーダンス 47KΩ
 重量 4.1 g
 針先形式 楕円針

 高出力の MC カートリッジだ。3.3 mV なので通常の MM 入力で OK だ。全体的な印象は元気の良い音色だ。オルトフォン特有のヨーロッパ的な落ち着きさは残しながらもパワフルさを感じる。ロックやジャズ指向だが、もちろん全ジャンルで使用できる。最近の 2M シリーズより、こちらの Turbo のほうが、はるかに好感が持てる音色だ。


 オルトフォンの MC は一般的には評価が高い。私自身も少しの期間だが聴いてみて、いい感触を持っている。ただ、インピーダンスが低いだけに専用のフォノイコライザーやトランスが必要となるだろう。私のプリメインアンプ Luxman L-505f やフォノイコライザー Musical Fidelity V-LPS だと入力インピーダンスが 100Ωなので、ちょっと合わない感じだ。

 MM 型カートリッジに関しては、現状は 2M シリーズだが、あまりお勧めのカートリッジとは言えない。現状なら GOLDRING のほうがいいと思う。

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コメント

カートリッチ色々持ってらっしゃっるんですね! 凄い驚きました。

一応、ターンテーブル、カートリッチ、は持ってまして、
(テクニクス)初心者なので、一番安いので
音質もカートリッチ、は当然の事、アンプ,スピーカーなどで本当に変わってくるんでしょうね!
個人的には、マッキントッシュのアンプ(針の所の青いの)憧れでます!まだ買えませんがf^_^;)


カートリッジは、ちょっと凝っています。
1年で2個ほど購入しても、10年もすれば20個になります。
気が付いたら意外と多くのカートリッジがたまっていたという感じです。

ターンテーブルはテクニクスのSL-1200シリーズですか?
それなら十分でしょう。
(個人的な意見ですが、あとはカートリッジさえいいものに変えれば、いい音でレコードが聴けますよ?)

マッキントッシュのアンプは見た目がとてもいいですね。
ちょっと置き場を考えないといけませんが、あこがれの製品です。
ただ、私のラックスマンのアンプも良いので、今は買い替えるまでは考えていませんが、、、

初めまして。先日テクニクスのターンテーブル1200mk5を購入し、カートリッジを探しているところこのページに当たりました。私もMK 540 II (針)を買いたいと思っているのですが、MM カートリッジだというのがよく分かりません。これはカートリッジの型でしょうか?

また、失礼します。ヤフオクでortofon VNL [MMカートリッジ]というのがあるのですが、互換性はあるのでしょうか?教えていただけると有り難いです(;≧д≦)

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