audio-technica (オーディオ・テクニカ) のカートリッジ
「レコード・カートリッジ一覧」の記事です。
オーディオ・テクニカは日本のアナログ・レコード文化を支える重要な会社だ。カートリッジをはじめ、各種のアナログ用製品を扱っている。アナログ・レコードが好きな私にとっては、いつまでも続いて欲しい会社の1つだ。
AT 15Ea/G (VM カートリッジ)
2011年現在、生産と販売は終了
定価 29,400円(実売価格 10,800円前後)
針圧 1.0-2.0g (推奨 1.5g)
出力電圧 4.0 mV
負荷インピーダンス 47KΩ
重量 ? g
針先形式 楕円針
このカートリッジは現在では生産と販売は終了している。購入当時、定価は3万円だが実売価格は1万円と、きわめて安値で購入できた。また、オーディオ・テクニカ特有の VM 型のカートリッジだが、これは MM と同様の扱いとなる。
さて、パンチのある音色はジャズやアメリカン・ロックに合うと思う。このジャンルに合うカートリッジとしては PICKERING や STANTON を紹介した。PICKERING は中音域の豊かな音色、STANTON はクリアで暖色の音色だったか、オーディオ・テクニカは日本のカートリッジ特有の無色中立の音色だ。
個性が無いのでつまらないのか? あるいは、個性が無い故にオールジャンルの音楽を忠実に再現するのか、聴く人の好みで評価は変わる。
日本のライバル DENON との比較だと DENON 103 はアコースティック系、オーディオ・テクニカ AT 15Ea/G はパワー系という感じになる。ただし、最新のオーディオ・テクニカのカートリッジを聴いていないので、この評価が今も正しいのかはわからない。
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