マイルス・デイヴィス (Miles Davis) 「On The Corner」
ファンク、ソウル、R & B など、米国のブラック・ミュージックはなぜかアルバムは少ない。それでもスライ&ザ・ファミリー・ストーンなんかには興味があるし、今後は多少でも意識的に聴いて行きたいジャンルだ。
1972年、Columbia よりリリースされたアルバムだ。参加メンバーは20名弱の多勢だ。ジョン・マクラフリン(ギター)、チック・コリアとハービー・ハンコック(ともにエレキ・ピアノ)、デイヴ・リーブマン(ソプラノ・サックス)、アル・フォスターとジャック・ディジョネット(ともにドラムス)などのメンバーが参加している。また、Oregon のメンバーであるコリン・ウォルコットがタブラで参加している。
全体的に冷めたファンクというのだろうか、タブラがリズムを奏でる中、各楽器がウネウネと絡み合う。ファンクの要素を取り入れてはいるが、躍動感は抑え気味だ。ジャズというには異色のアルバムだ。
アルバムは米国プレスの再発盤で保有している。音質はまずまずだ。
A1. On The Corner/New York Girl/Thinkin' Of One Thing And Doin' Another/Vote For Miles
A2. Black Satin
B3. One And One
B4. Helen Butte/Mr. Freedom X
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