Aynsley Dunbar Retaliation（エインズレー・ダンバー） 「To Mum From Aynsley & The Boys」

　英国ブルース・ロックの重鎮ジョン・メイオールのグループでドラムスを担当していたエインズレー・ダンバー（Aynsley Dunbar）が結成したグループだ。

　１９６９年、英国 Liberty Records からリリースされたサード・アルバムだ。
　エインズレー・ダンバーは John Mayall & The Blues Breakers のアルバム「A Hard Road（１９６６年、Decca）」でドラムスを担当していた。その彼が結成したのが、このエインズレー・ダンバー・リタリエーション（Aynsley Dunbar Retaliation）だ。
　男臭くも硬派でクールなブルース・ロックは今聴いてもカッコいいの一言だ。Vo, G, B, Organ, Drums の５人組み構成だが各人がいい味を出している。ヴィクター・ブロックス（Victor Brox）のヴォーカルが渋い。個人的には英国ブルース・ロック系のグループでは１番好きだ。
　エインズレー・ダンバーはこの後、フランク・ザッパ（Frank Zappa）やジャーニーなどと活動した。

　ジャケットは HIPGNOSIS だ。

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A1. Don't take the power away （お勧め）
A2. Run you off the hill
A3. Let It ride （お勧め）
A4. Journey's end
B5. Down, down and down
B6. Unheard
B7. Sugar on the line
B8. Leaving right away