使用しているオーディオ機器

　アナログ・レコードやCDを聴くためには、それなりのオーディオ機器が必要です。現在、使用しているオーディオ機器は以下のものです。まあ、オーディオが好きな人からみれば初級レベルですが、一般の人からみれば高価かもしれません。
　レコード・プレーヤー（カートリッジを含む）、CDプレーヤー、プリメイン・アンプ、スピーカーがあれば、まずは音楽鑑賞が可能です。

Dual CS 750-1

　約２０年前くらいに購入したアナログ・レコード・プレーヤーだ。値段は当時で１０万円くらいで、ドイツ製のベルト・ドライブ方式のプレーヤーだ。Dual（デュアル）は、ドイツでは高級プレーヤーというより一般家庭向きのメーカーだと思う。でも、音質はかなり良いと思う。セミオートで、レコードの演奏が終了するとアームが自動的に上がりターンテーブルも止まるので、レコードを聴いている途中で寝てしまっても安心だ（酒を飲みながらレコードを聴くと、たまに寝てしまうので）。欠点はシェルが専用（THORENS TD190/TP23用のシェルで代用可能）で 5,000円と高いことだ。

　
  Harbeth HL P3

　Harbeth（ハーベス）はアコースティック音楽にぴったりのスピーカーだ。ヴォーカル（特に女性Vo）や弦楽器、アコースティック・ギターなどは、本当に美しく聴かせる。ブリティッシュ・トラッドが好きなので、それにぴったりのスピーカーだと思う。現在では HL-P3ESR と型変更され、値段は２０万円前後だが、人気は相変わらず高い。

　
　
　
　

　スピーカーはもう１セット持っている。長野県松本市のオーディオ屋さんが自作したスピーカーで、味付けはなく素直な音色だが、力強さもあるのでジャズやロック、オーケストラを聴く時はこちらを使っている。

  Luxman L-505f

　プリメイン・アンプは Luxman（ラックスマン）の１番安い機種を使っている。現在は L-506U という型番で、値段は２０万円前後だ。穏やかで大人の音色を楽しませるアンプで気にって入る。高級プリメイン・アンプだと Accuphase（アキュフェーズ）がライバルだが、Luxman は音楽的、Accuphase はオーディオ的という感じか？　どちらが上で、どちらが下という訳ではないが、好みの問題だと思う。

  Denon DCD 1650SR

　CDプレーヤーは、これを使っている。基本的には、どのメーカーのCDプレーヤーも品質は変わらないと思う。SACD を持っていないなら、CD専用プレーヤーで良いと思う。

　基本的には以上のオーディオ機器で音楽を聴いている。オーディオ・マニアというより、音楽ファンなので、適度の価格帯で機器を構成しています。最近、以下の機器を購入しました。

Dual Golden-1

　最近、ヤフオクで 42,000円で落札したアナログ・プレーヤーだ。２台目が欲しかったので、絶好の買い物となった。２０年前に定価２０万円前後で発売していたドイツ製のベルト・ドライブ方式のプレーヤーで、Dual CS 750-1 の兄貴分だ。当時、予算の関係で購入できなかったので、２０年の時を経て手に入れたかたちだ。見た目も豪華で、中古品の割には綺麗で、問題なく動作する。

　
　
　
　

Creek OBH15+OBH2

　２台目のアナログ・プレーヤーを入手したのでフォノ・イコライザーを購入した。５万円前後の製品を検討したが、結局 Creek（クリーク）のこれにした。Laxman のフォノ入力の音色と較べると、華やかな雰囲気がある。
　（２０１１年１月に Musical Fidelity V-LPS に変更）

　全体的にはヨーロッパ志向で、音色的には暖かさ・温もりを感じさせる傾向だ。これは、もう個人の趣向です。現在のオーディオ機器を 100% 満足している訳でもないが、さりとて頻繁に機器を買い換える予定もありません。そこそこで、いい音が出るのなら、後は音楽ソフト（アナログ・レコード）にお金を使いたい。

　ただ、１つだけ凝ったものがあります。それはレコードを鳴らすカートリッジです。アナログ・レコードは、カートリッジを替えることで音色の趣向が変わります。繊細で美しい音色、アバウトだが骨太の音色など、カートリッジ１つで変わるので、個人的にはとても面白い。

　カートリッジに関しては、折に触れて製品のレビューを行います。